新形式TOEICテストの問題フォームとは?何種類あるの?見分け方は?【2018年版】
● 新形式TOEICテストの問題フォームとは?何種類あるの?見分け方は?【2018年版】
こんにちは。田村恵理子です。
TOEICテストを受けた友人と話していて、どうも話が噛み合わないという経験があるかもしれません。
同じ日に受験したTOEIC公開テストでも、日本全国で、問題がすベて同じという訳ではないのです。
TOEICテストでは、問題を持ち帰れません。問題の再現も禁止されています。解答も公表されません。これは、TOEICテストの欠点でもあります。
この記事では、そもそも問題フォームって何?何種類あるの?といった疑問にお答えします。
.
下は、リッツ朝食オフ会の時の写真です。
TOEIC公開テストの問題フォームとは?
実は、同じ日に受験したTOEIC公開テストでも、日本全国で、問題がすベて同じでは、ありません。
2016年5月に新形式TOEICとなってから、2年ほどは、毎回4、5種類の問題パターン、すなわちフォームが使われていたようです。200問全ての問題が違うのではなく、問題の一部は共通だったりします。
TOEICテストの問題フォームについての素朴な疑問
TOEIC テストのフォームは番号や、解答用紙の色で確認できる?
2016年4月までは、色や番号でフォームが見分けられました。
2016年4月までは、TOEIC公開テストの問題フォームを、解答用紙の色で見分けられました。また、番号でも見分けることができました。
2016年5月の新形式TOEIC導入後は、解答用紙でフォーム確認は不可
2016年5月の新形式TOEIC導入後、解答用紙の色や番号で、フォームを見分けることはできなくなりました。2018年4月現在も、同様です。
韓国でも、フォームは確認できません。
2016年に新形式TOEICテストが導入後、韓国では、しばらく番号でフォームが確認できたようです。
ただし、2018年4月現在、韓国でもTOEICテストのフォームは確認できません。
メジャーフォーム・マイナーフォームとは?
2016年4月までは、TOEIC公開テストの問題フォームが、2種類の時期が長く続いていました。2種類のフォームのうち、多くの会場で使われたフォームは、メジャーフォーム、少ない会場で使われたフォームは、マイナーフォームと呼ばれていました。TOEIC受験者の間での呼び名で、公式な呼称ではありません。
新形式TOEICテストのフォームは合計で何種類、使われているの?
公式には、フォームの種類は発表されていません。
2016年5月に新形式TOEICテストが導入されてから、少なくとも2018年前半までは、毎回少なくとも4種類のフォームが出題されていたようです。
新形式導入後、2年間かけて、多くの問題バリエーションを作っておき、以降は2種類に戻す方針かもしれません。あるいは、そのまま、毎回4種類以上のフォームが出題され続けるのかもしれません。
新形式TOEICテストの各フォームの見分け方は?
新形式になる前は、マークシート用紙の色や、問題冊子に記載されたコードなどで、フォームを見分けることができていました。新形式になってからは、それらではフォームを判別できなくなりました。
TOEICのフォームの種類について、話をする時は、パート1の写真問題の1枚目の写真をあげることが、多いです。もちろん、1枚目の写真が同じでも、同じフォームだという保証はないわけですが。
TOEIC ip はリサイクル問題だから、公開テストを受けておくと良い?
TOEIC ipテストでは、リサイクル問題が使われています。つまり、IPテストは、過去の公開テストの問題から、出題されます。
それなら、TOEIC 公開テストを受けておくと、ip テストは有利なのではないか?と思いますよね。
ただ、公開テストもフォームの数が増えましたし、過去1年間に、出題された問題だけで、相当な問題数になります。
そのため、ip テストを受けたら、過去に受けたTOEIC公開テストと丸々同じで高スコア!というラッキーな事態には、ならなそうです。
もちろん、回数を受けておけば、見たことのある問題も出るでしょうし、TOEICテスト自体に慣れる効果は、あります。
フォームによって、難易度に差が出るのでは?公平性は担保されている?
TOEICテストのフォームや、受けた回によって、受験者が感じる難易度に差があることは、事実です。
ただし、TOEICの点数は、正答率そのままではなく、調整されています。
具体的な調整方法は公表されていませんが、得点を偏差値に直すようなイメージであると考えられます。
そもそも、TOEICテストの50点は誤差の範囲です。50点というと大きく感じますが、100点満点のテストでしたら、実力が同じでも、5点程度のバラツキは致し方ない範囲でしょう。
その範囲でいうと、フォームごとに難易度に差があっても、スコアは、きちんと調整されているというのが実感です。
新形式TOEICテストは、答えあわせができないの?
TOEICテストは、問題を持ち帰れません。問題の再現も禁止されています。解答も公表されません。
間違えた問題の答え合わせをしたいと、思われるかもしれません。結論をいうと、TOEICテストの答えあわせは、潔く、あきらめましょう。
労力がかかりすぎるのです。
そもそも、問題が持ち帰れませんから、問題が正確に分かりません。誰かと同じフォームだったとして、相手が、問題を間違えて覚えているかもしれませんし、答えを間違っている可能性もあります。
TOEICテストの問題の再現は禁止されていますから、TOEICの先生に聞いても、教えてくれないはずです。
TOEICテストを受けて、間違えたところを勉強できないのは残念ですよ。これは、TOEICテストの欠点でもあります。
TOEICテストは、あくまでレベルチェックのため、対外的に提示するスコアを出すためと割り切りましょう。
答え合わせをしようと、ネットで検索する時間に、公式問題集で勉強したほうが、時間のコスパが良いはずです。
あなたも、次回のTOEICテストで目標点を達成できます。
そのための近道は、TOEIC勉強法メルマガで、お届けしています。
.