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2018年度の通訳案内士(ガイド)試験はどう変わる?全国通訳案内士とは?

● 通訳案内士(ガイド)は2018年改正法で全国通訳案内士に!試験はどう変わる?

こんにちは。田村恵理子です。

2020年のオリンピックに向けて、通訳ガイドをしたいとお考えの方も、多いかもしれません。

2018年(平成30年)1月4日に、改正通訳案内士法が施行されました。

通訳案内士の制度は大きく変わります。どのように変わるのでしょうか?

なお、通訳ガイドは、いわゆる逐次や同時通訳者とは違います。逐次通訳、同時通訳には、もともと国家資格は定められていませんでした。現在も、逐次通訳者や同時通訳者には、資格はありません。

 

目次

2018年(平成30年)1月4日改正通訳案内士法で、何が変わった?

通訳案内士法が改正され、これまでの通訳案内士という名称は、「全国通訳案内士」と変更されました。

規制緩和で、通訳ガイドは資格不要に

これまでは、通訳案内業務は、通訳案内士の独占業務でした。つまり、通訳案内士でない人は、有料で通訳ガイドの仕事をすることができませんでした。

今後は、資格がない人でも、有料で通訳ガイドの仕事することができます。

全国通訳案内士とは?

これまでの通訳案内士は、全国通訳案内士とみなされます。

また、新たに全国通訳案内士になりたい場合は、試験を受けて合格し、都道府県知事に登録をすることになります。登録を受けると、全国通訳案内士登録証が交付されます。

また、全国通訳案内士には、定期的な研修を受講することが義務付けられます。

全国通訳案内士の英語名称は?

英語名称が、特に決まっているわけではないようです。

これまでの通訳案内士の場合も、いろいろな英語名称が使われていました。

guide-interpreter
interpreter-guide
tour guide
certified guide
licenced tour guide

登録証には、 National Guide Certificate と書かれているそうですよ。

名称が「全国通訳案内士」になって、登録証の記載が変わるのか?は、2018年度の合格者が出て、登録した後のお楽しみですね。^^

地域通訳案内士とは?

特定の地域について、自治体の研修受講などを通じて「地域通訳案内士」として登録を受けた人です。

募集時期、募集方法、研修などは、都道府県や地域によって違います。

なお、資格をもたなくても、その地域で、有料で通訳ガイドの仕事することができます。

2018年度の通訳案内士の試験はどうなる?

2018年度(平成30年度)通訳案内士 試験内容

2018年の全国通訳案内士の試験の内容について、詳細は、まだ発表されていません。

全国通訳案内士試験の筆記科目に、新たに「通訳案内の実務」に関する科目が加わることは決定しています。

2017年度(平成29年度)までの通訳案内士の試験内容

筆記試験と口頭試験があります。一次試験は、 一般常識、 地理、 歴史、英語などの外国語の筆記試験です。2次試験は、外国語での実技試験です。

通訳ガイド試験は、独学で合格できるのか?

通訳ガイド試験専用のスクールもありますが、現在は、独学で勉強される方の方が、多いようです。

以前は有料だった、試験対策の講座が無料で公開されているケースもあります。

通訳案内士の合格率は?易しくなった?

通訳案内士の試験は、大まかに言って、以前よりも易しくなったと言われています。免除科目が増えたことも原因の一つでしょう。

実際には、どうなのでしょうか?グラフにして見ました。

ただし、後述のように、2018年以降は、難しくなると思われます。

通訳案内士の難易度の変化をグラフから読む

通訳案内士試験の受験者数の推移のグラフ平成17から28年

通訳案内士英語の合格者数の推移のグラフ平成17年から28年

通訳案内士試験(英語)の合格率の推移のグラフ平成17から28年

TOEIC840点で通訳案内士は英語筆記の免除は2017年で終了?

2017年まで、英語の一次試験は、TOEIC840点、または英検1級で免除されていました。

TOEIC840点の方が、英検1級よりも、簡単だったこともあり、英語の筆記試験免除者が増えました。

2018年の全国通訳案内士の試験の免除については、まだ決定ではありませんが、方針は発表されています。

2018年の全国通訳案内士試験の英語の筆記免除はTOEIC900点に引き上げ?!

ざっくりいうと、免除条件が、TOEIC900点に引き上げられるようです。

通訳案内士試験の受験を考えられている場合は、気持ちを切り替えて、ハードルをあげて、TOEIC900点を狙うのも手です。

英語力をつけておいて、損することなど、ありませんから。

TOEIC900点は、特別な人だけのモノでは、ありません。

TOEICの勉強方法については、こちらの記事をご覧ください。

TOEIC勉強法!初心者から900点までのリスニング&リーディング (L/R)対策

全国通訳案内士試験2018年度の詳細【2018年2月最新情報】

 英語筆記(一次)試験のTOEICによる免除要件は、2018年どう変わる?

観光庁によると、2018年の通訳案内士の試験の、英語のTOEICによる免除要件が、変わる予定です。

なお、以下は「方針」であり、まだ決定では、ありません。

 英語の筆記試験のTOEIC免除要件は、L&R、スピーキング、ライティングとも引き上げ?!

英語のTOEICによる免除要件は、L/R、スピーキング、ライティングの、いずれも引き上げられる方針のようです。

TOEICリスニング&リーディングは900点で免除に

・TOEICテストL/R 900点以上
・TOEICスピーキングテスト160点以上
・TOEICライティングテスト170点以上

 TOEICによる免除要件の有効期限が1年に?

さらに、TOEICスコアは、L/R 、スピーキング、ライティング共に、試験日から1年以内に取得したもののみ、有効とされる方針のようです。

試験日が8月とすると、2017年9月以降に、受けたTOEIC公開テストの結果のみ、使えるということになりますね。

トーイック以外にも、通訳案内士の試験科目が、変わります。

新たに、「通訳案内の実務」という試験科目が加わります。以下の内容が、含まれます。

・旅程の管理に関する基礎的な項目・関係法令に関する基本的な知識
・外国人ごとの生活文化への対応等
・危機管理・災害発生時における適切な対応

旅程の管理に関する基礎的な項目・関係法令に関する基本的な知識

旅行業に関する知識、通訳案内士法に関する知識、通訳案内士としての関係法令
(コンプライアンス)に関する基本的な知識が、問われます。

例として、旅行業に関する基本的な事項を問う問題(法制等)、通訳案内士法の内容を問う問題、旅程管理に関する基礎的な知識を問う問題などが、あげられています。

また、コンプライアンスに関しては、著作権法、道路運送法、旧薬事法等などの基本的な事項が問われるようです。

外国人ごとの生活文化への対応等

宗教上の注意点に関する知識、食事制限に関する知識、国別の特徴などが、問われます。

例として、イスラム教のハラル対応や礼拝、ヒンドゥー教の食事制限等を問う問題、食物アレルギー等に関する知識を問う問題、旅行の消費動向や慣習等、国別の特徴に関する基本的な知識を問う問題が、あげられています。

危機管理・災害発生時における適切な対応

危機管理・救急救命等に関する、基本的な知識、災害時対応に関する知識などが、問われます。

例として、応急手当やAEDの使用方法、医療機関において外国人を受け入れ る医療拠点病院等に関する基本的な知識を問う問題、SafetyTipsやインバウンド向け旅行保険に関する問題が、あげられています。

通訳案内士のお仕事について

通訳案内士のお仕事の実際と、収入は?

現役の通訳案内士の方に、インタビューさせていただきました。

新人ガイド時代の1年目のお仕事や、お財布事情についても、ざっくばらんにお話ししてくださっています。

通訳ガイドにご興味をお持ちでしたら、とても参考になるお話が満載です。

TOEICスコア220点アップで晴れて通訳案内士に!

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