平成31・令和元年度の全国通訳案内士(ガイド)の制度、試験科目、試験日は?【2019年4月24日更新】

● 平成31・令和元年度の全国通訳案内士(ガイド)の制度、試験科目、試験日は?【2019年4月24日更新】

こんにちは。田村恵理子です。

英語を勉強して、外国人観光客を案内したいと思われる方も多いようです。メルマガ読者さんからも、全国通訳案内士についてご質問を頂くことがあります。

この記事では全国通訳案内士の試験について、また、2018年の法改正による変更点について、まとめます。

通訳案内士の制度は、2018年(平成30年)1月4日施行の改正通訳案内士法により、大きく変わりました。ネット上や書物には以前の情報が掲載されている場合もあります。最新の情報を確認しましょう。

 

TOEIC対策の勉強法コンサル風景

英語の筆記試験TOEIC免除要件も変更されています。ご注意ください。TOEICによる英語一次試験の免除要件は、TOEIC900点に変更になりました。

TOEIC勉強法はメルマガで配信しています。

TOEIC勉強法はメルマガの詳細をみる

 .

2019年度の通訳案内士の試験

2019年度(平成31年度・令和元年度)の全国通訳案内士試験のスケジュールは以下の通りです。

2019年度(令和元年度)通訳案内士 の出願、試験日、合格発表日

願書配布・受付

平成31年(令和元年)5月13日(月)から6月24日(月)

受付時間は土日を除く午前10時から午後6時まで。郵送の場合は6月24日消印有効。

電子申請受付期間

平成31年(令和元年)5月13日(月)午前10時から6月24日(月)午後6時まで。

筆記試験

平成31年(令和元年) 8月18日(日)

筆記試験合格発表(予定)

平成31年(令和元年)11月7日(木)

口述試験

平成31年(令和元年)12月8日(日)

ウェブサイトでの合格発表(予定)

令和2年1月22日(火)

最終合格発表(予定)

令和2年2月7日(金)

官報はこちらです。

英語筆記(一次)試験のTOEICテスト(L/R)による免除要件は900点【有効期限に注意】

TOEIC840点で英語一次試験免除は昔の話!2017年で終了

2017年まで、英語の一次試験はのTOEIC(L/R)による免除条件は840点でした。

しかし、2018年度の全国通訳案内士の試験から、英語のTOEICによる免除要件が変更されました。

 英語の筆記試験のTOEIC免除要件は、L&R、スピーキング、ライティングとも2018年から引き上げ

英語のTOEICによる免除要件は、L/R、スピーキング、ライティングのいずれも引き上げられました。

TOEICテストによる免除の要件

・TOEICテストL/R 900点以上
・TOEICスピーキングテスト160点以上
・TOEICライティングテスト170点以上

なお、通訳案内士の筆記試験の免除要件については、2018年度からTOEICテストの有効期限も加わりました。

TOEICテスト自体には有効期限はありませんが、全国通訳案内士試験独自の有効期限が設定されています。

TOEICスコアは、L/R 、スピーキング、ライティング共に、試験日の前年度及び当年度に取得したもののみ有効とされます。また、出願時に公式認定書(コピー可)の提示が必要です。

つまり、2019年度の試験の場合、2018年4月以降に受けたTOEIC公開テストであって、テスト結果が郵送で手元に届いている場合のみ使えるということになります。

インターネット発表の結果の提示のみでは、ダメということです。

免除要件が厳しくなったわけですね。

ただし、英語力をつけておいて、損することなど、ありません。TOEIC900点は、特別な人だけのモノでは、ないのです。

「945点。予想以上に伸びて嬉しいかぎりです。」

メルマガを読み始めて3か月ほどで、目標の900点を大幅にオーバーして945点!取られた方も、いらっしゃいます。現在は通訳としてご活躍されています。

あなたが考えているよりも、TOEIC900点は近くにあります。

TOEIC900点は、意外と近くにあります!

 .

全国通訳案内士試験の試験科目の変更点

全国通訳案内士試験は、筆記試験と口頭試験で構成されています。

一次試験は、 一般常識、 地理、 歴史、英語などの外国語の筆記試験です。2次試験は、外国語での実技試験です。

2018年度から、全国通訳案内士試験の筆記科目に、新たに「通訳案内の実務」に関する科目が加わりました。

2018年から通訳案内士の試験科目に加わった「通訳案内の実務」とは?

2018年度から、新たに「通訳案内の実務」という試験科目が加わりました。以下の内容が含まれます。

・旅程の管理に関する基礎的な項目・関係法令に関する基本的な知識
・外国人ごとの生活文化への対応等
・危機管理・災害発生時における適切な対応

旅程の管理に関する基礎的な項目・関係法令に関する基本的な知識

旅行業に関する知識、通訳案内士法に関する知識、通訳案内士としての関係法令
(コンプライアンス)に関する基本的な知識が、問われます。

例として、旅行業に関する基本的な事項を問う問題(法制等)、通訳案内士法の内容を問う問題、旅程管理に関する基礎的な知識を問う問題などが、あげられています。

また、コンプライアンスに関しては、著作権法、道路運送法、旧薬事法等などの基本的な事項が問われるようです。

外国人ごとの生活文化への対応等

宗教上の注意点に関する知識、食事制限に関する知識、国別の特徴などが、問われます。

例として、イスラム教のハラル対応や礼拝、ヒンドゥー教の食事制限等を問う問題、食物アレルギー等に関する知識を問う問題、旅行の消費動向や慣習等、国別の特徴に関する基本的な知識を問う問題が、あげられています。

危機管理・災害発生時における適切な対応

危機管理・救急救命等に関する、基本的な知識、災害時対応に関する知識などが、問われます。

例として、応急手当やAEDの使用方法、医療機関において外国人を受け入れ る医療拠点病院等に関する基本的な知識を問う問題、SafetyTipsやインバウンド向け旅行保険に関する問題が、あげられています。

 

通訳ガイド試験は独学で合格できる?

通訳ガイド試験専用のスクールもありますが、現在は、独学で勉強される方も多いようです。

以前は有料だった、試験対策の講座が無料で公開されているケースもあります。

 

2018年(平成30年)1月4日改正通訳案内士法で何が変わった?

通訳案内士法が改正され、これまでの通訳案内士という名称は、「全国通訳案内士」と変更されました。

規制緩和で、通訳ガイドは資格不要に

これまでは、通訳案内業務は、通訳案内士の独占業務でした。つまり、通訳案内士でない人は、有料で通訳ガイドの仕事をすることができませんでした。

今後は、資格がない人でも、有料で通訳ガイドの仕事することができます。

全国通訳案内士とは?

2017年以前の通訳案内士は、全国通訳案内士とみなされます。

また、2018年以降、新たに試験を受けて合格すると、全国通訳案内士として都道府県知事に登録をすることができます。登録を受けると全国通訳案内士登録証が交付されます。

全国通訳案内士には、定期的な研修を受講することが義務付けられます。

全国通訳案内士の英語名称は?

英語名称が、特に決まっているわけではないようです。

これまでの通訳案内士の場合も、いろいろな英語名称が使われていました。

guide-interpreter
interpreter-guide
tour guide
certified guide
licenced tour guide

2017年までの通訳案内士の登録証には、 National Guide Certificate と書かれていました。

2018年以降の全国通訳案内士の登録証には、National Government licensed Guide Interpreter と書かれています。

地域通訳案内士とは?

特定の地域について、自治体の研修受講などを通じて「地域通訳案内士」として登録を受けた人です。

募集時期、募集方法、研修などは、都道府県や地域によって違います。

なお、資格をもたなくても、その地域で、有料で通訳ガイドの仕事することができます。

全国通訳案内士には、研修が義務づけられます。

全国通訳案内士には「通訳案内研修」の受講が義務づけられます。

研修の受講は、5年毎です。

研修の実施開始は、すぐではなく、2020年度(平成32年度)からの実施が予定されています。決定ではありません。

2020年度といえば、オリンピックの年ですよね。全国通訳案内士には、とても忙しい年になりそうです。

通訳案内士(通訳ガイド)のお仕事とは?

英語を学ぶうちに、通訳案内士という資格が気になるようになった方も、いらっしゃるでしょう。

実際に、メルマガ読者さんから、そのようなメールやご相談を受けることもあります。

全国通訳案内士試験を受けるかどうか迷われる場合は、実際に通訳ガイドのお仕事をしてみたいのか?をベースに考えるとよいです。

なお、2018年からは、資格がなくても通訳ガイドとして仕事できるようになりました。ですから、お仕事をする上で資格は必須ではありません。もちろん条件面であった方が有利でしょう。

実際に通訳案内士としてお仕事をされている方のお話も、聞いてみられるとよいと思います。

なお、通訳ガイドは、いわゆる逐次や同時通訳者とは違います。逐次通訳、同時通訳には、国家資格はありません。

通訳案内士の収入や仕事の実情について、ざっくばらんにインタビュー!

現役の通訳案内士の方に、インタビューさせていただきました。

新人ガイド時代の1年目のお仕事や、お財布事情についても、セキララにお話ししてくださっています。

通訳ガイドにご興味をお持ちでしたら、とても参考になるお話が満載です。

TOEIC220点アップで通訳案内士に!インタビュー記事

現役の通訳案内士の方に、インタビューさせて頂きました。

インタビュー記事は、こちらです。

全国通訳案内士(通訳ガイド)に興味がある場合

英語力をつけておいて損することなど、ありません。通訳ガイド試験を受けようかどうしようか迷っていて、まだ決められていないとしても、英語の勉強だけは早くスタートすることをお勧めします。

TOEIC900点は、意外と近くにあります!

タイトルとURLをコピーしました